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安心感と医者とWEB


腰痛 日常生活のポイント

いつも元気だご飯がウマイ!オオタです。

僕の記憶が正しければ、もう34歳です。
気持ちはピチピチの二十歳ですが、カラダはしっかりオッサンです。

デスクワークのせいなのか、最近軽い腰痛になってきました。
友達がヘルニアになったとか、
同業者がぎっくり腰になったとかを聞くと、
さすがに自分のカラダが心配になります。

ということで、近所の整形外科に行ってきました。

 

前に行ったときは待合室がいっぱいで引き返したのですが、
今回も老若男女問わず人がいっぱい。
また引き返すのも嫌だったのでしばし待つことに。

待合室でふと頭をよぎったのは、こんな言葉。
「ふ~ん、大した事ありませんね。湿布だけ出しときます。」
よくあるパターンです。
「いやいや、湿布だけで治るならこんなに数ヶ月も引きずってないわい。」
と、一人妄想にふけっていました。

結局診察してもらってみると、
「ヘルニアも頚椎分離症の兆候もないですね。運動不足か姿勢が悪いのでしょう。」
とのこと。
とりあえずひと安心です。

軽い触診とレントゲンを撮っただけでしたが、
とても安心する診療所でした。

 

こんなことがあって思ったのが「安心感」について。

このお医者さんは、
たぶん大した事ない症状だろうと思いつつ、
念の為にレントゲンを撮って原因の有り無しを確認し、
最後に会話することで、僕に安心感を与えてくれました。

これって僕の仕事に通じるところがありそうです。

 

例えば、たまにセキュリティをやたら気にするお客さんがいます。
セキュリティといっても、メールフォームなどで暗号化して送受信するなんてことはありますが、一般的なサーバーであれば、ほとんどセキュリティに大差はありません。
あるとしたら、震度7でも耐えるとか物理的な要因でデータセンターを選ぶぐらいです。

けど、お客さんは“なんとなく”「セキュリティはしっかりしたい。」
と言われます。
お客さんはWEBのプロではないですし、WEBの情報が書き換えられたニュースなどを見ていると、心配になって当然だと思います。

インターネットは身近な存在になっていますが、
四角い画面を通して世界中と繋がっている訳ですから、
WEB業界で働く人間以外は、まったく未知の領域に感じると思います。

素人が医者の世界と、複雑なWEBの世界。
お互い漠然とした未知の領域で仕事をしているという意味では、
似ているかもしれません。

 

どの仕事にも言えるかもしれませんが、
『お客さんの不安感をいかに解消するか。』
この課題はもっと深く考えてもいい課題なのかもしれません。

 


grassfeel

grassfeel

WEB制作とかマーケティングやったり、プランニングやったりしてる琵琶湖県生まれ。

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