ザンジバルナイト2011に行ってきました。
簡単ですがライブレポートです。(出演順)
◆ゾノネム
聞いてない。
◆神聖かまってちゃん
観てないけど「ドゥ~タ~♪トゥタ~♪」って曲をやってるのは会場外まで聞こえてきた。
◆ウクレレえいじ
外でビールとたこ焼きを食べるのに夢中で聞いてない。
◆ももいろクローバーZ
ガニ股で踊ったり側転したりしてた。股を見せるのは最近のアイドルの流行りなんだろうか??
◆清水ミチコ
一発目のからポポポポ~ン♪を歌ってツカミはOK!安定感と破壊力はすさまじかった。
◆9mm Parabellum Bullet
セッティングに時間かかりすぎ。室内で聴くほうがいいかもね。
◆渡辺俊美(TOKYO No.1 SOUL SET/)
猪苗代湖ズの「I love you & I need you ふくしま」福島を歌ってくれた。そして息子も出てきて一緒に歌ってた。なぜ息子が??
◆難波章浩-AKIHIRO NAMBA-
「フェンス乗り越えてこいよー!」の一言で観客盛り上がってまさかの野音でダイブ発生。
◆猫ひろし
パンツを客席に投げまくってた。
◆斉藤和義
バンドサウンドがスゴくよかった。スチャダラのBOSEがゲストで出演。今まで見たのライブの中でもだいぶぐっときたライブ。
ここからは個人的な発見を書きます。
ロックイベントでありながら、アイドルや芸人も出演するザンジバルナイトなので客層はいろいろでした。
みんな自分が好きなバンドが演奏する時は立ち上がってノリノリですが、それ以外は座ってまったり聞いてる感じ。
難波章浩(元Hi-STANDARD)が出てきた時は、さすがにファンがステージ前に詰め掛けて会場も熱気を帯びてきました。
僕は一番後ろの席に座ってたんですが、右前方に女の子と一緒に来ているアイドルオタクがいました。
そのアイドルオタクが難波のメロコア聞きながら彼女の横でオタ芸してるんです。
↓オタ芸ってこんな踊り。
ロックでオタ芸ってスゴいなーっと思ってたら、いつの間にやらそのオタカップルが居なくなってました。
どうやら席を離れて前方のノリノリ集団に合流しに行ったんです。
オタクって自分が興味あることしか熱中しないと思ってました。
けど会場の空気が“もっとハジけていいんだよ。”
となった時、彼らはオタ芸を引っさげてメロコアを楽しみに前方に進んでいったんです。
この行動がスゴく意外で、自分の中で新しい発見でした。
僕の勝手な見解ですが、
テンションの高まりを表現する手法として、彼らはオタ芸しか知らないだけで、対象が何であってもハジけたい気持ちは持ってるんです。
たけのこ族しかり、暴走族しかり、ジュリアナやパラパラにしても同じようなもんで、“自分に近い身近な何か”で楽しみを見つけているだけなんでしょうね。
大人が分かりやすくカテゴライズして、特殊なジャンルと位置付けることで、
他者と相容れない存在に仕立て上げているイメージですが、
実際はもっとボーダーレスなんだということを感じました。
ちなみに僕は見てないんですが、神聖かまってちゃんの演奏時は、
誰も立って観ていないのに盛り上げていたのはアイドルオタクさん達だったそうです。
オタクの愛は深いです。
ジャンルミックスによるいろんな可能性を感じたライブでした。
そしてこんな冷静に感想を書いている自分はだいぶオッサン化してる。。。orz。