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お盆の意味は? 『偲ぶ』とは


いつもは少し時期をズラすのですが、久しぶりにお盆まっただ中に帰省しました。
というのもお盆と法事が重なっていたもんで。
そこでお坊さんの話がちょっと印象的だったので記事にしてみます。

お盆は何故存在するのか、という話でした。
一般的にはお盆には故人が帰ってくるからそれを出迎える。なんて言われていますがそういう目に見えない話ではありませんでした。

お坊さんいわく、お盆は『故人を偲ぶ』日だそうです。

『偲ぶ』とは何かというと、故人を思い出して懐かしむことではないそうです。
『偲ぶ』とは、故人が“残してくれたもの”に感謝することだそうです。
“物”ではなく“もの”
家とかお金の話ではないですよ。
意味合い的にはもっと広い意味。
親戚ご近所さんとの交友関係だとか、遺伝的に受け継いだ自身のキャラクターだとか、何かしら影響を受けた事柄だとか。
良いことだけとは限らないかもしれませんが、その人がいたからこそ影響を受けた“何か”がきっとあるはず。

日頃忙しく過ごしていると、目に見えないありがたみは中々思い起こせません。
だからお盆ぐらいは故人がくれた“何か”に感謝して、その人がいたからこそ自分が生かされてきたんだ。
ということを実感し、故人に感謝する年に一度の日なんだそうです。

実は詳しく話を覚えたわけではなかったんで超意訳です。
けど、意味合い的にはそんなことを話されていたと思います。

こんな話を聞けたので、今年は混雑するお盆に帰省した甲斐がありました。


grassfeel

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WEB制作とかマーケティングやったり、プランニングやったりしてる琵琶湖県生まれ。

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