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様々な視点からテレビの今後を読み解く、『テレビは余命7年』を読みました。


テレビは余命7年

久しぶりの『最近読んだ本』のコーナーです。

タイトルからして興味津々な『テレビは余命7年』。
著者はホイチョイプロダクションのブレーンを務める指南役さん。
お偉い評論家ではなく、テレビの制作に携わる、言わば“中のひと”です。

7年とは何をもって、7年と言っているのか?
興味津々で読み始めました。

『ネットが台頭してきて』という、簡単な理由ではなく、
書かれているのは、テレビ業界の構造的な問題について。
それを裏から表から、歴史から、海外の事例から、視聴率から、視聴形態から、
ありとあらゆる様々な角度から書かれています。

『テレビが好きで、もっとオモシロくなってほしいからこそ、問題点を提示する。』
そんなテレビへの愛情も感じる本でした。

個人的に感じたのは、
『変化の重要性』について。

テレビも発明当初はイノベーションだったはずです。
そこにしがらみや制約や、邪魔くさいものがいっぱい付いてきて
良い方向に変化しにくくなった。

だって変化するのって、労力かかって邪魔くさいですから。
なんだか電力会社の政治的な既得権益構造と似てます。

栄枯盛衰。
ネットもそのうち変化しにくくなるんだろな~。
けど、人の総意が反映しやすいメディアだから、最適化はされるかな?

変化を恐れず、自分自身もちょいちょい変わっていきたいもんです。

⇒amazon 『テレビは余命7年』
おすすめです。


grassfeel

grassfeel

WEB制作とかマーケティングやったり、プランニングやったりしてる琵琶湖県生まれ。

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