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WEBマーケティングとマスマーケティングにおけるAISAS理論


最近、ふざけたブログばっかり書いているので、たまには真面目ことを書いてみよう。
そういえば、このブログってWEBプロデューサーブログだったことに今更気付いた・・・。

 

さて、以前も紹介した消費行動プロセス「AISAS理論」についてですが、
どうもしっくりこないことがありました。

ちなみにAISASとは
「Attention」(注意が喚起され)
「Interest」(興味が生まれ)
「Search」(検索し)
「Action」(購買し)
「Share」(情報を共有する)
の頭文字です。

マーケティングにおいて、近年はAIDMAからAISASになっていると言われており、一見正しいように見えるのですが、企画書を書いているとしっくりこない・・・。

どうも、これは概念の理解が間違っているような気がする・・・。

そんな違和感が解消された記事があったのでご紹介します。

 

一般的なマスマーケティングにおいては、Attentionを大規模に実施し、その中から関心を持ったユーザーをActionに流すという考え方だと思います。

↓こんな感じですね。

マスマーケティングにおけるAISAS理論

しかし、情報過多の現代において、マスプロモーション(Attention)を実施したからといって、Actionにつながるとは限らない。
むしろテレビCMの広告費減少に代表されるように、マス離れはおきている。
だからWEBだ!と世間は言ってはいるが、それもしっくりこない・・・。
何を指してWEBなのだろうか??
確かに伝えたい情報は全てWEBサイトの中に網羅できるのはWEBサイトの特性ではあるが、ユーザーに見てもらえなければ意味はない。

じゃあ、“Search” を強化しようと、検索エンジンマーケティングを行うことは有効ではあるが、そのユーザーがAction(コンバージョン)まで到達するかは分からない。

 

そんな中、疑問を払拭したのが、
『各ステップ上にいる、全ての人を見込み客と考える。』
という概念でした。

 

つまり、WEBマーケティングのメリットは、どのステップにいる人に対してでも効果的なアプローチができる。というのが本当のWEBマーケティングの特性なんでしょう。

↓こんな感じの概念図ですね。

WEBマーケティングにおけるAISAS理論

確かに、バナー広告などは、Attentionにあたるはずですが、InterestやSearchをすっ飛ばしている。
検索連動型広告などは、Attentionや、Searchの顔を持ちながら、Actionにつながる橋渡しをしてる。

つまりは、ターゲットに合わせた戦略クリエイティブを、それぞれの広告メニューの特性を把握した上で実施することで、適切なWEBマーケティングを行うということができるということなんです。

 

なーんて事を、考えては見たものの結局の所、
ちゃんとした戦略を練って、コンテンツのクリエイティブをいいものにしないと、意味がない。
という、原点回帰をすることになりました。

 

戦略もコンテンツもやっぱ重要です!

ちょっと複雑な話だったので、参考サイトを記載します。→「ネットマーケティングはAISASを時間軸ではなくピラミッドで考える」 


grassfeel

grassfeel

WEB制作とかマーケティングやったり、プランニングやったりしてる琵琶湖県生まれ。

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