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考えることの基礎となる本『思考の整理学』


思考の整理学

20年前は『覚える』という能力がもてはやされていましたが、
これからの時代、『考える』ということが最も重要な能力だと思ってます。
『覚える』なんてのはコンピューターに任せとけばいい。
けど問題解決するのは思考できる人間にしかできないことです。

『考える』ってホントに疲れます。手元に無いものを想像しないといけないわけですから。
けど考えないと問題が発生しても次の手が打てないし、自然とまわりの状況に押し流され『後は祭』になる可能性があります。
終身雇用でやっていた時代だったらそれでもよかったんですが、今の時代ちゃんと考えていないと明日食べるご飯にありつけないこともあるんですから。

じゃあ、『考える』ったって何をどうしたらいいのか分からないですよね。
だって僕らの受けた学校教育は、あらかじめ答えが決まっていて、それを導き出すためだけに記憶することを強要させられていただけでしたから。
 

『思考の整理学』って本は僕の一番のオススメ本なんですが、そんな『考える』ことの”基礎”が書かれている本です。
国語、算数、理科、社会、思考。ってぐらいの基礎。
掛け算を覚えるように、思考の仕方を覚える本です。

まず第一章に書いてある、『グライダー』って話がオモシロイんです。
グライダーは空を優雅に飛んでるように見えるんですが、いずれは地上に落ちます。
エンジンのついた飛行機だと上昇することも自分の行きたい所にもいけます。
教えられた事しかできない人は『グライダー』。
だから自立飛行のできる飛行機型の人間になることが重要で、その為の『考え方』がこの本には書かれています。
僕みたいな広告屋だけでなく、一般社会人の人にも読んでもらいたい一冊です。

「東大・京大で一番売れた本」ってのがこの本のキャッチコピー。
けど、そんなに難しくないし薄くてすぐ読めます。
初版が1986年ってんだから超ロングセラーの良本ですね。

ほんじゃーね。


grassfeel

grassfeel

WEB制作とかマーケティングやったり、プランニングやったりしてる琵琶湖県生まれ。

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