中野の桃園川緑道沿いにmomo Gartenってカフェができていたので行ってみました。店員さんに話を聞いてみたんですが一ヶ月ほど前にオープンしたらしいです。
昭和の古い民家を改造したカフェなんですが、居心地よかったな~。
緑道という人が散歩する道にポツンと現れるカフェ。
日当たりが良くて、木々の隙間から奥をのぞくとそこカフェがある。
柱や梁、電源コードなんかもそのまま生かし、
要所要所、古い木材を再利用しながら棚とかつくったりしてね。
さすがに床は貼り直してましたが、リフォームのバランス感が最適。
うまいこと古民家を生かした造りでした。
こういう所の良さってノスタルジック感なのかなと最初は思ったんですが、
ちょっと違うかも?
なんとなく、アイデアという言葉の方がしっくりきました。
アイデアの定義って、『良い思いつき』ではなく、『AとBの掛け合わせ』なわけなんですが、このお店は、
『過去』と『現在』をうまく掛けあわせていたり、
『散歩道』と『カフェ』との掛けあわせていたりしていました。
ノスタルジックだけ追求すると、上っ面だけで似非っぽさがでますからね。
昔の良さを見つめなおす時代だからといって、
単純に取り入れるだけだと、うまくいかない。
それが持っている良さを最大限に引き出し、現代風に昇華する。
その為には、持っている魅力をうまく見極める目が重要。
場所の持つポテンシャルを最大限に引き出したお店だと思いました。
追伸
僕の仕事も、その会社が持つ魅力を最大限に引き出す仕事だと思っているので、
いい勉強になりましたよ。