今日は最近読んだ本のコーナーでおます。
ご紹介するのは、『勇午』って漫画です。
簡単にご紹介すると、
“交渉”を仕事にしている勇午という青年の話なんです。
実はこれを読み出した時が、WEBプロデューサーとして一本立ちし始めた時で、この勇午の仕事っぷりに学ぶ事が多かったわけなんです。
<交渉>と<広告>
まったくの別もんやのになんで、学ぶ事が多いねん。という話ですが、まずは『勇午』のストーリーをざくっと説明すると、
世界を舞台に活動する勇午の交渉とは、よくある事件が起きた時に犯人と交渉するものとは、まったくの別もんで、まずは、依頼人から一見単純に思える内容の依頼を受けるんです。
例えば、『仔犬を返還してほしい』だとか、『写真の娘を探して欲しい』だの、一見変哲もない依頼が大半なんですが、依頼主が一癖も二癖もある人なんです。
で、その仕事を進めると、国際的なテロ組織や、マフィアや、宗教団体やらが絡んできて、勇午は半殺しになったりしながら、依頼を完遂する為に交渉相手にたどり着く。
と、まあこんな感じのストーリー。
この漫画がなんで、僕のプロデューサー仕事のバイブルかって言うと、仕事における状態と似てるんです。
僕の仕事の場合、まず依頼人から“オリエン”という名の“交渉依頼”が発生します。
その内容が、明確な時もあれば抽象的なこともあります。
そして、仕事を進めるにあたって、制作サイドの問題、クライアントサイドの問題、ユーザー視点の問題など様々な障害が大抵巻き起こります。
その様々な障害を乗り越え、依頼を遂行する為には、明確なプランを打ち出し、問題を察知し、前準備をして、日々考え、対策を打ち、周りの人間を味方に付け、様々な壁を乗り越えて依頼を果たす。というまさに勇午のような仕事っぷりが必要になってくるんです。
時には、勇午のように自分が傷つくコトもありますが、依頼をやり遂げる為には必要不可欠なキズだったらする訳です。
そんな勇午の仕事に向き合う姿勢ってのは、WEBプロデューサーというか仕事人として見習うべきことなんじゃないかなと思うわけです。
(ま~、自分がキズつかない方法も考えないといけないですが慣れちゃいました笑)
そんなこんなですが、結局ゴールは明確で、それは“広告を成功させる”というコト。
“広告を成功させる”=“交渉を成功させる”
を日々やらねばならんわけですな。
ちなみに文庫本で1冊読みきり書店に置いてあるので、気になった方は、電車に乗る前なんかに買ってみて下さい。
結構よくできたストーリーでっせ。
ちなみにこんなストーリーがあります。
・上海編
・パリ編
・インド編
・ロシア編
・パキスタン編
などなど多数。
おすすめは・・・・・、全部!