この業界に入るキッカケになった恩師に7年ぶりに会ってきました。
今でこそWEBを主にやってますが、なんとなく映像業界に行きたい。と淡い気持ちでアートスクールに通っていた時に、プロの現場を紹介してもらって、それがきっかけでドラマの助監督なんてやらさせてもらったんですから、本当の意味での僕の分岐点にいた人かもしれません。
久しぶりの会話だったのですが、
何がもうかるだの、このソフトがいいだの、新しい機材を買ってきただの、
終始自分のペースですw。
どれも、現場を体験した生の話なので勉強になります。
「まったく、このおっさんはよーしゃべるわ。」 なんて、ちょっと思ったりもするぐらい(笑)
そんな会話をしながらふと思いました。
『60歳をこえて現役を続けられるのってなんでだろう?』
生涯現役でいたい僕にとっては重要なことです。
・現場の場数
・新しい機材への興味
・豊富なコネクション
・止まらない会話
・経営の経験
・工夫する思考
どれもその先生の魅力なんですが、ふと思ったのが、
「繋げる力」 が、ずば抜けているんじゃないかなと・・・。
当時、学生の僕とプロのドラマスタッフとマッチングさせて作品を作った、「人と人」を繋げるチカラだったり、
既存の製品と製品を繋げて新しい製品を作り出す、「モノとモノ」を繋げるチカラだったり、
製品を販売する営業としての、「人とモノ」を繋げるチカラだったり、
そういうことを続けているから、まだまだ現役でやれているんじゃないかと思うんです。
とはいえ、自分に当てはめるとまだまだできてません。
せっかくいろんな業種の方と会うことが多い仕事なんで「人と人」を繋げる機会には恵まれています。
もっとインプットとアウトプットを繰り返して。
いろいろな情報を、「繋げるチカラ」 を培いたいものです。
そういえば一つ名言が飛び出しました。
金箔を例に出した言葉ですが、
『メッキも極めれば本物。』
だそうです。
ちっぽけな金も薄く薄く延ばせば、世界に誇るモノになる。
凡才の僕には勇気が出る言葉ですw