Archive for 2月, 2010


どもです。オオタです。

こないだ、デジタルサイネージのセミナーに行ってみました。

2009年はボチボチとデジサイの話題も上がり、2010年はそろそろ本格的に動きがあるでしょう。

 

改めて、デジタルサイネージを説明すると、
屋外や店頭、交通機関にあるディスプレイ広告で、ターゲットマーケティングとしての活用される媒体です。
インターネット経由で情報更新ができるので、コンテンツの変更が容易なんです。
電通もマスの収益が減るなかで、デジタルサイネージにはかなりチカラを入れてきているらしいです。

ただのディスプレイ広告として捉えると昔からあったわけで、僕も5年ほど前に、某大手ドラックストアのコンテンツを週5本ペースで作ってました。
(あのペースはきつかった~~~!)

 

今回、なんでセミナーに参加したかというと、
WEB視点からのデジタルサイネージの利用を正確に把握する必要があったからです。

??どういうこと???って声があがりそうなので、説明すると、
ただ、映像やコンテンツを作って流すだけなら、ただの媒体でしかないのですが、タッチパネル対応のディスプレイとかを使って、WEB経由してのデータのインタラクティブなやりとりができるはなんです。

 

そうすると、例えば、
店頭にあるディスプレイに、普段は映像コンテンツを流しておいて、画面にタッチすると、Flashのインターフェイスになって、ユーザーに情報を入力してもらうとか、顧客分析をおこなうとか、様々な用途があるはずです。
実際、そのセミナーでは、FeliCaを使っての携帯サイトとの連動などを紹介してました。

 

インタラクティブな情報のやりとりとなると、Flashが必要でしょうし、コンテンツづくりとなると映像が必要でしょうし、まさに映像とWEBをやってきた僕におあつらえ向き。
かなっと。。。。。

ま~、ここまでは僕の話なんですが、どんなクライアントさんに合うかを考えると企画しだいでしょうね~。

 

僕が感じたデジタルサイネージで成功するポイントは、

  • お客さんが立ち止まっている場所に設置する。
  • 複数の場所をクライアントが保有している。
  • ターゲット設定が明確。

とまあ、思いつきだとこんな感じ。

 

コンテンツをクライアント発信する以上、コンテンツの制作は定期的に必要でしょうし、そうすると一箇所でやるより、複数個所で展開しないとコンテンツ制作費との費用対効果が見込めないし。媒体である以上、運営していくのも大変ですからね。
あと考えられるのが、イベントやプロモーションでの使用ってとこですかね。

思ったより、運営費もかからなそうなので、何かあったらお客さんに話してみようかと思ったセミナーでした。

 

最近、やたらめったらTwitterが取り上げられてます。

電波少年2010』でも、「人はツブヤキだけで生きていけるか?」というテーマで番組作りしていたり、こないだブログに書いた『旅割REVIEW』でも、プロモーションにTwitterをつかってます。

けど、Twitterってホンマの所どうなの??
ってのが、率直な感想だと思います。
かくいう僕も、昨年秋に一回使ってみて3日で飽きました(笑)
けど、その後あまりにニュースになっているんで、再度登録して使ってみたところ、やっとTwitterの面白さが分かってきました。

Twitterとはどういったもんか、改めてご紹介すると。

  • 発言がリアルタイム
  • コミュニケーションの敷居が低い
  • 文字数が140文字まで

というものです。
分かりにくいので具体的に説明します。

■ 発言がリアルタイム
基本的には自分のツブヤキを投稿するだけですが、人の発言に返信することもできるので、多数の人とチャットのようにコミュニケーションすることも可能です。

■ コミュニケーションの敷居が低い
例えばmixiの場合、マイミクになろうとすると、マイミク申請を送って、相手が承認しないとマイミクにはなれません。しかし、Twitterの場合は、他人のページに行って、その人を「フォローする」ボタンをクリックするだけで、その人のツブヤキが自分のページのタイムラインに表示されます。
なので、見ず知らずの人でも気軽にコミュニケーションの輪を広げることができます。

■ 文字数が140文字まで
例えば普段使っているメールの場合は、何を伝えようか考え、礼節を気にし、要件を全て盛り込んでメールを送ります。しかし、Twitterの場合は140文字なのでそんな長文は書けません。
しかも自己満足のツブヤキなのでコミュニケーション前提ではありません。
なので、人が聞いてくれていればラッキーぐらいの軽いコミュニケーションなんです。

 

話は変わりますが昔、『サトラレ』という自分の思考が思念波になって、相手に伝播するという映画がありました。僕の感じるTwitterの正体は、
全員がサトラレのコミュニケーション
なんじゃないかと思うんです。

もちろんそんな事はありえないのですが、140文字でツブヤクってことは、今、感じたコトを“軽くアウトプットする” ということです。
これってサトラレっぽくないですか?

人間関係に気を配った遠回りな表現をする必要もなく、物事の良い悪いを率直に話し、今の感情を吐き出すツールじゃないかと・・・。

もしくは、『社会的認知を受けた2ちゃんねる』って感じですね。
2ちゃんねる程、匿名性はないですが、思っていることを吐き出すという意味では、近い存在です。

 

そんなTwitterは、“マーケティングに使える”と、言われています。
何故使えるんでしょうか??

 

広告やマーケティングというのは、昔も今も“人に伝える為の手段”です。
そして、広告のあり方も変わってきています。

限られた企業のみが発信するマス広告の時代があり、WEBの出現によって小規模な広告が発達し、情報過多による膨大なコンテンツが形成され、ユーザーは一方的な広告を無意識のうちに排除するようになってきました。

 

だからといって、広告の世界に先は無いとは思いません。
これはきっと、変化を求められているんじゃないかと思うんです。
もっとユーザーとフラットな関係を持って交流する、コミュニケーションデザインの時代なんでしょう。

その一つがTwitterなんじゃないかと思うんです。
「ユーザーとフラットな関係を持ちつつ、マーケティングに利用する。」
Twitterの出現は、僕たち広告の作り手にとって変化しなければいけない、きっかけになりそうです。

 

【読めば分かるTwitterの魅力】
後編のカトキチの記事がオススメです。
肥大化するつぶやきメディア「Twitter」の正体(前編)
肥大化するつぶやきメディア「Twitter」の正体(後編)
※本記事は日経ビジネスオンラインのアカウントがないと全て読めません。読みたい方は僕がPDFにまとめていますのでご連絡ください。

 

P.S
もしTwitterをやってみて良さが分からなかった方は、とりあえず適当にフォローしまくって、100人まで増やしてみましょう。
そこで初めてTwitterのスゴさを感じるはずです。
最初に手間がかかるのがTwitterの辛いとこです。

 

ま~、かわい子ちゃんがいっぱい見れる素敵なサイトww。
ゴホンっ。おっと失礼。

 

このサイトはANAの『旅割REVIEW』ってプロモーションサイトです。
http://tabiwari-review.jp/

 

全国47都道府県出身の「旅ガール」と名乗る女性たちが、各県の象徴的な風景の前でジャンプすると、風景とその女性がぐるっと回って映し出され、その娘と一緒に楽しい旅をしている気分を味わえ、なおかつ行き先を選ぶと、その料金がわかるというサイトなんです。

 

単純に女の子がいっぱいみれるので楽しいんですが、それを熱弁するのをグッと押さえ・・・。
え~、このサイトの“つくり”の話をしようかと思います。

 

以下、僕の推測も含めてお話します。

 

まずオリエンにて、
「JALがこういった状態なので、国内線の利用客をANAに引き込みたい。」 
ってのがあったんじゃないかと思います。

 

で企画として、
「ユニークなサイトをつくって、ユーザーに国内線の料金を気軽に分かるようにすることでANAの利用客を増やす。」
という企画だったのではと想定されます。

 

そして実施面が結構凝っててるんで、ちょっと解剖してみます。

 

まずは、全国の風景写真を撮る為に、数名のスチールカメラマンが各地の風景写真を撮影します。
その写真をつなぎ合わせて3Dっぽくみえるようにしてます。

 

次に人物のジャンプしているムービーは、おそらく都内のキャンギャル事務所やモデル事務所、タレント事務所にあたって、47人を選出して撮影したんでしょうね。
(以前に仕事見かけたキャンギャルさんが写っていたので、たぶんそうだと思います。)

その47名を、都内のスタジオにてグリーンバック撮影したのかと。
もちろん撮影はHDカメラでしょ。
顔の色が暗いのはムービーで撮っているからで、スチールカメラの連射だったら、もう少し明るく写るはずです。

映像はMATRIX以降よく見かけるようになったタイムスライス撮影を取り入れているんですが、29台のカメラを使って撮影したそうです。
(えらい大規模!WEBでは初めてじゃないかな?)
ちなみにグリーンバック撮影では、髪の毛なんかは線が細いので、グリーンの色を編集で抜くのに苦労します。この撮影の場合は、女性がジャンプし髪がバラけるので、相当苦労したんじゃないかと思います(苦笑)

 

次にサイトの制作ですが、ペーパービジョン3DというFlashで3次元を扱える技術を使ってます。
Flashの中でもかなり難易度が高いです。
このペーパービジョン3Dと、タイムスライス撮影した映像、そして3Dっぽくした風景写真を組み合わせてるんですね。

 

最後に、WEBのメリットとして検索機能を付けてます。
例えば、「羽田」→「熊本」で搭乗日が「3月8日」って検索すると、
ANAの空席照会ページにリンクして、空席状況と料金が分かるという仕組みです。
なので、このプロモーションサイトと空席照会ページとの連携も取っているわけです。

 

以上が制作の大まかな話なのですが、プロモーションも凝ってました。

 

僕が最初に見かけたのが、Yahooニュースです。
他にも東京ウォーカーだったり、日経プレスだったりで紹介されてました。
(広告費を払ったのかどうかはわかりませんが・・・。)
で、何が凝ってるかっていうと、Twitterをちゃんと取り入れているんです。
↓ こんな感じで、Twitterにコメントが入るようになってました。

 

⊂二二二( ^ω^)二⊃ブーン Misakiと沖縄県上空なう! http://tabiwari-review.jp/#/okinawa

 

ミソは、『 ⊂二二二( ^ω^)二⊃ブーン  』
って表現ですね。
ゴルフの遼君が空を飛んでたCMも想起させるし、WEBでのクチコミを意識した場合、広告臭がすると一気にユーザーは冷めてしまいます。
その微妙な表現を絵文字で解消しているわけです。

 

 

いやー、ホンマよくできてます!
なんとなく最初は美人時計っぽいのかな、と思いましたが、
『美女を沢山見せるのはウケル』 ってのを分かりつつ、まったく別のクリエイティブでこれだけのものを作ってスゴイです。

 

あ~、僕も美女と旅がしたい。。。
お後がよろしいようで。